畦布字の空き家を改修し,島外からの移住者用の賃貸住宅として
若いご家族を迎え入れました。
僕も微力ながら改修に関わらせて頂き,床や壁,扉,玄関の
アプローチなどをDIYしました。
実際にご家族が移住されて来て,一緒に家具を運び入れていると,
今までの苦労が報われ,胸が熱くなりました。
引越しのお祝いをしている席で, 賑やかな子供の声を聞いて,
近所の方が訪ねて来てくれ,子供達が元気に遊んでいる様子に
感激してくれて、島唄を披露してくれました。
空き家は地域の景観の悪化だけではなく、台風の際には家屋が
倒壊して飛散する可能性もあり、大変危険です。
人が住まなくなった家は、傷みが急速に進み、放置しておくと
住めなくなってしまい、危険家屋になってしまいます。
空き家が増えるということは、その地域に住む人が減っているということです。
その地域の活力が低下するだけでなく、将来的には道路や水道、電気といった
インフラを維持することも困難になるかもしれません。
現在、このような空き家を、多目的な交流施設として再生して,移住体験宿泊や子供の遊び場,観光客の宿泊施設として活用する動きが出てきました。
今後も空き家を再生して,島の明るい未来のために元気な
まちづくりをしていきたいですね!