【あぐだよりVol.44 後蘭字
しめ縄飾り作り/皆川字 棚田イルミネーション】
・後蘭字 収穫したお米から出た藁でしめ縄作りが行われました
後蘭字は、昨年から、字民協力して田んぼを復活させ、お米づくりに挑戦されています。今年、初めて収穫されたお米の藁で12/23(土)、お正月に飾る、昔ながらのしめ縄作りが行われました。稲作がなくなってしまった島ではいつしか、収穫後にできる藁を使ったしめ縄づくりやわらじづくりもなくなってしまっていましたが、今回後蘭字のみなさんは、自分たちで収穫したお米の藁を使ってのしめ縄づくりも復活させました。
当日は20~30名の方が参加し、藁をたたいて、束ねて、独特のしめ縄をみんなで作っていました。新しい年を迎えるにあたり、大切なしめ縄をみなさんで手作りし、昔の知恵や結の心が紡がれているのは、とても素敵だなと思いました。
来年はさらに米づくりをすすめていくということなので、協力隊も応援していきたいと思っております!
・皆川字 棚田にクリスマスイルミネーション・キャンドルの灯りがともりました
皆川字は、棚田の復活と自然川(にゃ~ぐぬほ~)の散策道づくりをすすめられています。今年夏に初めての棚田納涼祭が開催され、少しずつ字の宝である「にゃ~ぐぬほ~(皆川の川)」にまた人が集まりはじめています。
今年のクリスマスには、字のシンボルツリーであるガジュマルの木と棚田に、クリスマス限定イルミネーションが施されました。また25日、26日には棚田の畦に300以上のキャンドルが灯され、とても幻想的な風景が広がっていました。字民、育成会の方々が中心に準備し点灯したとのことです。
キャンドルの光は、ゆらゆらとまるでホタルの様で満点の星空とあいまって、とてもロマンチックな世界になっていました。島にもこんな風景があるんだと感動しました。
新たな名所となりつつある皆川の「にゃ~ぐぬほ~」ぜひみなさんも訪れてみてください。