2016年4月25日月曜日

【あぐだよりVol.35  40年ぶりの田植え】

初めに、熊本地震で被害を受けられた皆様に心よりお見舞い申し上げます。平穏な日常に一日でも早く戻れますようにお祈りしております。


■後蘭字で40年ぶりの田植え

後蘭字で417日に約40年ぶりの田植えが実現しました。
「あざ・まち元気活動」のワークショップで、「以前、後蘭字では田袋(田園風景)が広がっていたが、今はその風景を見ることができなくなりさみしい」という意見がありました。
昭和48年に実施された水田転換事業で水田の畑地化が行われ、集落から田んぼが消えてしまったのです。それだったら復活させよう!と壮年団を中心に話し合いを重ね「水田の復活」が始まりました。水田は「瑞穂の郷」と名づけられました。
畑だった所を田んぼにするために重機を使って造営作業を行い、土手にシートを貼り、水路を確保し、水を溜め、苗をつくり着々と準備が整い417日を迎えました。
朝方の大雨で田んぼの水位が上がったために、先ずは水抜きをすることになりました。水抜きの間は稲作が盛んだった頃の話を聞きながら頃合を待ちます。雨水のみに頼っていたために水の確保に苦労した話、台風後に水没した田んぼでボート遊びをして楽しかった話など昔話しが尽きません。



そしていよいよ田植えが始まりました。昔とった杵柄での田植えはお手のものと長寿会メンバーの指導のもと、子供と大人が交互になって一列に並び苗を植えました。田んぼに足を踏み入れると泥の感触が気持ちよく、足をとられながらも楽しく、あっという間に終わりました。一直線に苗がきれいに植えられた田んぼは圧巻です。多少のゆがみはご愛嬌。おたまじゃくしの泳ぐ姿が見られるのかな?


「水田を復活!」を掲げてなんと一年足らずで実現しました。短期間で実現できたのは、区長さんをはじめ集落の皆さんの「子供達に楽しんでもらいたい」という熱い思いと、自分達大人も楽しんでいるからだと思いました。
これから、案山子まつり、お月見会、餅つき大会と楽しい企画が目白押しです。今から楽しみです。



■移住者交流会に参加

423日に開催された移住者交流会に参加しました。5年前に島に移住された方がご自身の経験から、沖永良部島に引っ越してきた方に島の生活を楽しんでほしい、先輩移住者と島人(しまんちゅ)と交流して知り合いを増やしてほしいと企画されたイベントです。

50人の参加者で後半にはライブもあり大盛況でした。会場では熊本地震の募金活動も行われました。




福岡から2月にご家族で移住された方、鹿児島からの転勤ホヤホヤの方、1年前に東京からUターンされた方、2年前に鹿児島からUターンされた方、そして島人(しまんちゅ)と会話が弾みます。初対面とは思えない懐かしさを感じます。皆さん経緯はそれぞれ違いますが、共感すること、新しい発見もありとても有意義な会でした。
早速、イザリ(夜の潮干狩り)に誘っていただきました。ありがとうございました!

2016年4月8日金曜日

【あぐだより vol.34】新年度を迎えて・・・

【あぐだより vol.34】新年度を迎えて・・・

みなさん、うがみやぶら!

沖永良部島は、じゃがいもやさとうきびの収穫もそろそろ終盤をむかえ、雨との戦いであった農繁期も過ぎ去ろうとしています
なんと、さとうきびに関しては過去2番目の豊作だったようです!
先日、畑で掘ったじゃがいもを食べましたが、ほんとにえらぶのじゃがいもは赤土のミネラルが豊富なのか味がぎゅっとしていておいしくいつも感動します。
沖永良部島のバレイショ「春のささやき」をぜひご賞味ください。

じゃがいも堀り

手作りポテトチップス
また、これからゴールデンウィークにかけて島では、「えらぶゆり」が咲き誇るシーズンに入ります。
白く凛と咲くえらぶゆりが満開を迎えるのは4月中旬。特に笠石海浜公園に植えられている3万球約12万輪のゆりの姿は本当に感動します。ぜひ、えらぶゆりを見に沖永良部島へお越しくださいね。

えらぶゆり
去年の笠石海浜公園のゆり畑
さて、新年度を迎えまた気持ちを新たにしているところですが、早いもので協力隊も永山はあと半年、吉成はあと約1年と任期最後の3年目になります。


この2年間、「あざ・まち元気活動」として、まず字の区長さん方に呼びかけ、「1歩踏み出してみたい!」とお話を伺った字に入って一緒にワークショップを行ったり、行事のお手伝いをしたり、様々な活動をさせていただきました。「あざ・まち元気活動」は「和泊町は21字それぞれのコミュニティーの集合体でできている。それぞれの字が「自分たちの字は自分たちでなんとかする。子どもや孫また、その先にも誇れるふるさとのために今何ができるのか。」を一緒に考え、できることから実行に移していく。ひとつひとつ字が元気になっていけば、町全体としても少しずつ元気で活性化していけるのではないか。」という考えのもと、字民主体の活動を行っています。

ワークショップの様子

玉城空き家プロジェクト

和字ヒージョ(川)の探索
最初は皆川字と谷山字でスタートしたこの取組みも、現在何かしらの「あざ・まち元気活動」に取り組んでいる字は9字になりました。それぞれの字の考え方や状況が違うので、それにあった話し合いの方法や活動の仕方を模索しています。できるだけ、楽しくそしてできるだけ多くの方が参加してアイデアを出し合い、一緒に考えます。でも、なかなか思いを共有してもそのあと行動に移すことが難しかったり、継続していくことの難しさを痛感しています。

あしきぶふぇすたにて


大学生との交流

 様々な方が頑張っていて、行動に移しはじめているところが少しずつ増えてきているので、今年度もそのサポートを継続していきたいと思っています。そして、お話を伺えていない字の区長さんへのヒアリングも行っていきたいと思います。


どう継続させていけるか、活動へのモチベーションを保っていけるか、また、頑張っている方々にスポットライトをあてて、悩みの共有やお互いにアドバイスなど得られるようにするにはどうしたらいいかを今考えており、ひとつの具体策に「あざ・まち元気サミット」なるものを構想中です。

「様々な取組みをしている字の方々の活動をもっと多くの人に知ってほしい!悩みを共有してアドバイスを得られる場所をつくりたい。同じ悩みがあるのであれば一緒に解決できるつながりをつくっていける。」そんな場づくりを進めたいと思っています。

まだ、企画段階で日時等は検討中ですが、今年度は「あざ・まち元気活動、サミット」を進めていきながら、個人のプロジェクトも進行させて任期後の準備も島で定住していくために頑張っていきたいと思います。


今年度も島のみなさんと共に考え、汗を流し、笑顔で頑張っていきたいと思います。
どうか、字、島のみなさんへ、協力隊の活動に応援よろしくお願いいたします!