2015年9月4日金曜日

【あぐだより vol.26】玉城空き家プロジェクトのはなし

玉城字の青壮年を中心に「玉城空き家プロジェクト」が始まって、10月で1年になります。集落内にある空き家を改修して、子育て世代に入ってもらいたいという思いから始まったプロジェクトです。
一時期は1,000人近くあった人口が今では400人までに減少。特に子供の減少が著しく、今年の4月から小学校が複式学級になり、この状況にメンバーはショックを受け「何とかしたい!!」という強い思いが活動を加速させました。
月に1、2回のワークショップで話し合いを重ね、時には喧々諤々の意見のやり取りを行いました。


「所有者探しに時間が掛かる」「所有者がわかったとしても貸してくれない」といったことがネックとなり、空き家活用がなかなか進まないという話を聞きますが、玉城空き家プロジェクトの活動を通して、住民主体の活動だからスムーズにできたのかなと感じたことがあります。

プロジェクトメンバーが手分けして親戚、縁者、近隣住民を伝に所有者を調べた結果、想定していた期間よりも早くに情報を得ることができました。得た情報をもとに所有者へ集落の現状と玉城空き家プロジェクトの主旨、メンバーの強い思いをお伝えし、ぜひ所有されている家屋を活用させて欲しいとお願いした結果、「貸出OK」のお返事をなんと7割の方からいただくことができました。
家屋の改修については、集落にお住まいの大工さん、左官屋さんが気軽に相談に応じてくれました。



空き家所有者の方々と直接お話をした際に、所有者の方々から「集落活性化のために使ってもらえるのなら喜んで」「みなさんの熱意を感じたので協力したいと思った」「住んでもらえることがうれしいので使い勝手のいいようにしてもらっていいよ」といったとてもありがたく、うれしいお言葉をいただきました。

玉城空き家プロジェクトメンバーの「自分達の集落を何とかしたい!」という思いは、所有者も一緒だったのです。思いを丁寧に伝えることの大切さを実感し感動した出来事でした。



所有者の方々との交渉をスムーズに終えることができ、契約書などの書類も整いました。1軒は入居者も決まり、後は改修を待つだけとなりました。
改修は、集落にお住まいの大工さんを先生にプロジェクトメンバーで行うことにしました。みんなで楽しくやっている光景が目に浮かんできます。今から楽しみです。